WindowsXPを高速化するRAMディスクの活用

自宅ではまだThinkPad X23がメインPCとして現役で頑張っています。ThinkPad X23はもう10年近く前に当時のIBMから発売されたノートPCで、CPUはPentiumⅢ(866MHz)でメモリは640MBあり、OSはXPを使用しています。ちょっとしたソフトを動作させたり、WEBブラウジングをするには問題ないはずの性能を持っているはずなのですが、最近ディスクの読み書きが発生すると極端にレスポンスが低下するようになりました。恐らくディスクの寿命が迫っているようです。
ディスクがお亡くなりになれば流石にノートPCを購入することになりますが、RAMディスクを使用して、少しでも長くこのX23を快適に使おうと悪あがきをしてみます。今回RAMディスクを作成するソフトとして「 VSuite Ramdisk (Free Edition) 」を使いました。

以下RAMディスクの構築やパフォーマンスチューニングの方法を記載しますが、環境によっては問題を引き起こす可能性があるため、実施については自己判断でお願いします。

RAMディスクの作成

インストールは「 VSuite.Ramdisk.Setup.zip 」をダウンロードして、ZIPを解凍後にセットアップファイルを実行するだけと簡単なので説明は省略します。次にVSuite Ramdiskの設定ですが、基本は「Disk Size:」と「Drive Letter:」を決定するだけです。まず、「Disk Size:」の値ですが、X23は物理メモリが640MBしか無いため、XPが動作するために必要なメモリ512Mを確保して、RAMディスクへは128MBを割り当てることにしました。「Drive Letter:」は自動で割り当てることも出来ますが、Lドライブ指定で割り当てています。
後、おまけでTEMPフォルダを作成にチェックを入れています。設定内容が確定したら「Add」ボタンを押してください。RAMディスクの構築が開始されます。構築が終わったらLドライブが作成されていることを確認してください。

以下は、X23で設定した VSuite Ramdisk の内容です。

Vsuite.jpg

RAMディスクの読み書きの速度

ディスクのベンチマークの定番「 CrystalDiskMark 」でローカルディスクとRAMディスクの読み書きの速度を調べてみました。

  • ローカルディスクのベンチマーク

LOCAL.jpg

  • RAMディスクのベンチマーク

RAM.jpg

おわかり頂けたでしょうか、ローカルディスクの読み書きの遅さを。。。orz

Google Chrome のパフォーマンスチューニング

ブラウザは Google Chrome をメインで使用しているので、キャッシュしたファイルをRAMディスク上に保存するようにします。キャッシュフォルダをJunctionを使用してハードリンクすることも可能ですが、今回は Google Chrome の起動オプションを使用してキャッシュフォルダを指定する方法にしました。こっちの方がお手軽に設定できます。

手順は、Google Chrome のショートカットのプロパティを開いて、「ショートカット」タブのリンク先を以下のように修正するだけです。

修正前)"C:\Documents and Settings\haijin\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\Application\chrome.exe"

修正後)"C:\Documents and Settings\haijin\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --disk-cache-dir="L:"

修正が完了したら、Google Chrome を起動して「L:\Cache」にキャッシュファイルが作成されていること確認してください。

環境変数によるパフォーマンスチューニング

Windowsのシステムやユーザで使用するTEMPファイルをRAMディスクに保存するように変更します。

  1. マイコンピュータを右クリックからプロパティを選択
  2. 「 詳細設定 」タブより「 環境変数 」を選択
  3. 環境変数を以下のように変更してください。
     
対象 環境変数 パス
ユーザ環境変数 TEMP L:\TEMP
TMP L:\TEMP
システム環境変数 TEMP L:\TEMP
TMP L:\TEMP

設定は以上となります。今回はメモリとRAMディスクの容量が限られているため、この他にもRAMディスク上に保存したいデータもありますが、状況を見ながら調整していきます。

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