VMware vSphere 5のライセンス

前回、vSphere5の機能についてまとめましたが、今回はライセンスモデルについてVMware社の担当から話を聞く機会があったので整理してみました。

vSphere4ではハイパーバイザーを搭載するハードウェアのCPUや物理メモリの構成に対してライセンスを決定していましたが、vSphere5ではハードウェアの構成では無く、仮想サーバに割り当てるリソースに対してライセンスを決定する方式にシフトしたライセンスモデルとなっています。

今回のライセンス変更点のポイントは以下の通りです。

  • CPU単位のライセンスのカウントに変更は無いがコアの制限は廃止された
  • 物理メモリの制限が廃止されたが、変わりに仮想マシンに割り当てるメモリ(vRAM)の制限が追加された
  • Advanceライセンスが廃止された。VSphere4から5にライセンスアップデートを行う際はEnterprise扱いとなる
  • リソースプール間でのライセンスの共有が可能になる。
  • 一時的にライセンスを超える構成を組んだ場合でも、年間平均でライセンス内に収まれば違反とならない
  • vShpere5で追加された新機能(AutoDeploy、Profile-Driven Storage及びStorage DRS)はEnterprise Plus ライセンスでのみ使用が可能

今回のライセンス変更で注意しないといけない点は、やはりvRAMの制限になります。ライセンス毎vRAMの制限は、以下の表を参考にしてください。

ライセンス 1CPUあたりのvRAM

利用可能な
CPU数

利用可能なvRAM

Essentials Kit 32GB 6 192GB
Essentials Plus Kit 32GB 6 192GB
Standard 32GB 8 256GB
Enterprise 64GB 6 384GB
Enterprise Plus 96GB 6 572GB

仮想マシンで大量にメモリを使用しているシステムで、vSphere5のライセンスに変更する際は、ライセンスの追加が発生するかもしれないので注意しておいた方が良さそうです。
 

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